イオンシネマに対してとある車椅子ユーザーがクレームを入れた件で、波紋を呼んでいます。
劇場スタッフに観劇席への移乗を手伝ってもらって鑑賞を楽しんだ後、今後はほかの劇場を利用してはいかがかと提案されたことに、憤りを感じているとのことです。
しかし、いつもやってもらっていたとはいえ、劇場スタッフの負担の大きさや安全性の確保から見れば、過剰サービスに対する正当な提案だとの意見も納得できるでしょう。
さて今回は、不倫相手が離婚を迫ってきた場合に、夫や妻としてどんな対処をすべきかについて詳しく見ていきます。
不倫相手からの不条理な申し出に対してどんな対処をするとよいのか、皆さんも気になるところでしょう。
自分にとって最もよい結果に導くためにも重要なことですから、最後まで読んでみてください。
1.不倫相手が離婚を迫ってきた!まず確認すべきことは何?
不倫相手が夫や妻との離婚を迫ってきた場合、まずは、どんなことを確認すべきなのでしょうか。
ここでは、問題を解決するために確認すべきことを、一つずつ見ていきます。
その1:そもそも本当に不倫の事実があるのか
最初に確認すべきことは、そもそも不倫の事実があるのか、ということです。
不倫相手から夫や妻との離婚を迫られたといっても、実は、不倫の事実がまったくなく、一方的な思い込みだった、というケースもあります。
そこで、本当に不倫の事実があるのかを確認する必要があるのです。
夫や妻がすでに認めている場合はともかく、そうでない場合は、きちんと事実確認を行うべきでしょう。
その2:夫や妻も自分と離婚したいと考えているか
不倫相手だけでなく、夫や妻も自分と離婚したいと考えているのか確認しましょう。
実は、不倫相手が一方的に離婚を望んでいることも多く見られます。
不倫相手には、誰しも、その場限りの甘い言葉を発するものです。
夫や妻に問いただすと、実は離婚する気持ちはまったくなく、不倫相手が暴走しているだけといったケースが多々あるので、注意してください。
その3:自分は夫や妻と離婚したいと考えているか
皆さんは、今、夫や妻と離婚したいとお考えでしょうか?
夫や妻に不倫されても一緒にいたいと考えるのなら、このまま離婚せずにやり直す道を探してみるべきです。
しかし、夫や妻の裏切りを許せないのなら、離婚して別々の道を歩むことも検討してみるとよいでしょう。
一番大切なのは、不倫された側の皆さんがどうしたいかなので、ここは、よく考えて結論を出してみてください。
2.不倫相手の要求を飲んで離婚する?いずれにしても慰謝料請求すべき!
不倫相手の要求を飲んで夫や妻と離婚する・しないのいずれでも、不倫相手に対して慰謝料請求することが可能です。
ここでは、不倫相手に対する慰謝料請求を進めるポイントを詳しくご紹介します。
その1:不倫の客観的な証拠をつかむ
まずは、不倫の客観的な証拠をつかむべく、不倫調査で評判のよい探偵事務所へ不倫調査を依頼することがおすすめです。
第三者による客観的な証拠がつかめるため、慰謝料請求を有利に進めることができます。
なお、すでに夫や妻が不倫の事実を認めている場合は、夫や妻が自白した内容を記録する方法でも可能です。
この場合、客観性を持たせるためにも、不倫を行ったという事実・不倫相手の氏名・不倫をした時期や回数などについて、音声および動画で記録を残すとよいでしょう。
ただし、夫や妻による自白だけでは、後日「強要された」と訴えられる可能性があるため、やはり不倫調査による客観的な証拠があるのに越したことはありません。
その2:相場を参考にして慰謝料請求を進める
不倫の客観的な証拠をつかんだら、相場を参考にして不倫相手へ慰謝料請求を行いましょう。
不倫相手の要求を飲まず、夫や妻と離婚しない場合は、50万~200万円程度が相場になります。
一方、不倫相手の要求通り離婚する場合の相場は、100万~300万円程度です。
まずは、当事者同士の話し合いの場で直接請求したり、内容証明郵便を送付したりして支払いを催促しましょう。
それでも応じない場合は、家庭裁判所にて慰謝料請求訴訟を起こし、司法の判断に委ねることも可能です。
その3:不倫問題に強い弁護士に手続きを依頼する
不倫問題に強い弁護士に手続きを依頼すると、慰謝料請求がよりスムーズに進みます。
強気な不倫相手でも、弁護士の名前を出した途端におとなしくなることがあります。
それに、状況がどうであれ、法的に正当なパートナーである皆さんの立場が強いことに変わりはありません。
さらに、不倫問題に強い弁護士がサポートしてくれるとなれば、鬼に金棒といえるでしょう。
夫や妻と離婚するにしても、しないにしても、不倫相手にはきっちり慰謝料請求を行って、法的な制裁を受けてもらいましょう。
まとめ
夫や妻の不倫相手から離婚を迫られたら、まずは、冷静に事実関係を把握しましょう。
そもそも、不倫は民法における不貞行為であり、不法行為であるため、不倫相手から法的に正当なパートナーに対して離婚を迫るのは筋違いです。
夫や妻と実際に離婚するにしても、しないにしても、不倫相手に対しては、慰謝料請求の形で法的な制裁を与えることを考えていきましょう。
そのためにも、まずは、信頼できる探偵事務所へ不倫調査を依頼して、不倫の客観的な証拠をつかむべきです。
私どもでも、数多くの不倫調査をご依頼いただいた実績があり、おかげさまで大変ご好評をいただいています。
ご相談・見積もりは無料ですので、まずは、お気軽にお問い合わせください。