今回は、「奥様に突如離婚と別居を言い渡された」の浮気調査事例をご紹介します。
依頼者:旦那様(K様50歳) 対象者:奥様
調査場所:岐阜県関市
依頼内容
今回弊社事務所に相談にこられたのは、K様50歳。会社員をされているそうです。
奥様とは結婚して既に21年経っており、大学生の娘と高校生の息子がいらっしゃるようです。
結婚して長くマンション住まいだったそうですが、5年前に奥様と結婚以来夢を見ていた新築の一戸建てを購入されたそうです。
奥様は、子供が小さい頃は専業主婦をしていたそうですが、8年前から退職前にも努めていた介護職に復職されたそうです。
また、半年ほど前に今まで日中に勤務していた勤務体系を変更し、夜勤中心の業務を行う事にしたそうです。
奥様は収入が多くなる事を喜んでいたそうです。
旦那様はこれまで通り奥様と一緒に生活をしていくものだと思っていたそうですが、3か月前にいきなり「離婚を前提に別居したい」と言い渡されてしまったそうです。
旦那様は離婚に繋がるような心当たりは全くなく、奥様に理由を何度聞いても答えてくれなかったそうです。
そのまま数日後には奥様は荷物を持って自宅を出て行ってしまったそうです。
奥様は、勤務先で住み込みをしているので心配しないでくれと言っていたそうですが、自宅に残っていた奥様のカバンの中に、トランクルームの契約書を見つけたそうです。
契約書の名義は奥様。奥様の住所欄には旦那様の知らないマンションの住所が記載されていたそうです。
当然、住み込みで働いているはずの介護施設ではなく、奥様が結婚以前に住んでいたマンションでもなかったことから、奥様が嘘をついていることに気づき、調査依頼をすることを決めたということでした。
調査内容
奥様は、旦那様に勤務先に住み込んでいると嘘をついて、実は別にマンションを借りて住んでいるということになります。
旦那様はそのことから、奥様が浮気をしているのではないかと疑っているようです。
マンションの建物名から、住んでいると思われるマンションの特定は出来ているのですが、旦那様もかなり多忙なので、旦那様自身でマンションの確認をするのは難しかったといいます。しかも、奥様は現在夜勤なので、旦那様が仕事が終わって自宅に帰宅する頃には勤務先に行っているはずなので、タイミングも全く合わないのだとか。
今回の主な依頼目的は、
・奥様が別居した目的が知りたい。
・別居した理由が奥様の浮気なのかどうか事実確認をしたい。
・浮気だった場合、証拠を取って相手と別れさせたい。
と定めました。
奥様は普段の移動は全て車だというので、奥様の車の車種、ナンバーなどの情報。奥様の顔写真などをいただき調査に役立てることにしました。
今回は1週間の調査を行い、奥様の夜勤明けの時間から調査を開始することで決まりました。
調査結果
朝9時半頃になり、奥様の勤務先である介護施設から奥様が出てきて、自分の車に乗り込み発進しました。
車で約10分の場所にある100円ショップによって買い物をした後は、旦那様から事前に聞いていたマンションの駐車場に車を停め、部屋に入っていきました。
調査員は駐車場とマンションの部屋のドアが見える場所で張り込みをしていたのですが、しばらくすると、奥様の車の隣にもう1台駐車。その後車から男性が出てきました。
男性は奥様の部屋に自分で鍵を使って入っていきました。
鍵を自分で使って入っていく場合、そこに住んでいるかかなり親密な関係である場合が高いです。
5時間ほど経ってから、男性と奥様が一緒に部屋から出てきて、男性の車に乗り込みました。
その後、薬局によったりスーパーに行ったり一通り買い出しをして二人で部屋に戻りました。
夕方になると、男性は一人で外出しました(その後の調査で男性は夕方になると会社へ出勤していくことがわかりました。)
奥様は夜になってから仕事へ行きました。
初日の調査で男性と奥様が同じ部屋で過ごしていたのは日中だけでしたが、男性も奥様も夜勤をしていることから、日中ずっと一緒に部屋にいるのは不貞行為として十分判断できるものでした。
その後1週間の調査で、おそらく二人は現在同棲中であることが分かりました。
また、日曜日は二人一緒に休暇を取っていたようで、二人で県外の海辺で釣りをしている様子などが見られました。
旦那様から頂いている調査日程を使い切りましたので全ての調査を終了しました。
まとめ
男性と奥様は出勤していく時間は多少ずれていますが、同僚だったことが分かりました。
調査報告書を旦那様に渡したころから、動揺が隠せない様子で、その日は今後の流れについて考えられる状況ではなく、後日になって、弁護士を紹介してほしいと連絡がありましたので、弊社提携の弁護士を紹介して、離婚に進めることになりました。
旦那様は子供たちのためにも離婚はしない方向で進めたかったそうですが、既に男性と同棲している事実を知ってショックを受けてしまったそうでした。