今回は、「別れたと言っていた浮気相手とまだ会っている節がある」の浮気調査事例をご紹介します。
依頼者:奥様(M様55歳) 対象者:旦那様
調査場所:岐阜県美濃市
依頼内容
今回の依頼者はM様55歳。奥様は専業主婦をしており、旦那様は会社員をされています。
現在結婚して30年がたっており、息子さんが二人いらっしゃいますが、2人とも既に成人し独立しており、長男は既に結婚して子供が生まれいるため既に孫がいらっしゃるそうです。
なので現在は旦那様と二人暮らしをしているそうです。
夫婦仲は奥様が感じる限りは特別悪くはなく、ごく一般的なものではないかと考えているそうです。
旦那様の仕事は大学卒業時から一貫して同じ会社での勤務を続けており、後数年で定年退職になりますが、現状は営業部長となっている事から、若いころと比べると業務内容的にはそこまで忙しい様子はないのだそうです。
仕事柄、普段から帰りが遅く、飲み会などの付き合いも多いそうで、以前は浮気のような事をしていた事もあったのだそうです。
とはいえ、旦那様側としても、浮気をしても家庭を壊す意思はなく、特定の女性と付き合いを続けているという様子ではなかったそうです。
金銭的にはある程度不満のない生活が出来ていることから、ある程度は見逃していたそうです。
しかし、2年ほど前に普段パソコンを利用しない奥様が、お稽古の連絡網でメールを使用しようと思い、自宅のパソコンを開いたところ、旦那様宛てに届いたホテルからのメールを発見したのだそうです。
ホテルの予約完了のメールだったそうですが、旦那様名義で男女二人の予約がされており、その日は旦那様は出張だといい関西に行っていたそうです。
そのことから、会社の部下だった独身女性との浮気が発覚し、問い詰めた所、旦那様は謝罪し浮気相手とは別れたと言っていたそうです。
しかし、それ以降も定期的に会っている節があるそうで、その都度喧嘩になってしまうそうです。
旦那様は完全に別れているとの一点張りだそうですが、なかなか信用が出来ないので調査に踏み入ったそうです。
調査内容
旦那様は年齢的な事情や、奥様が浮気を疑っている事から、普段平日は早めに帰宅して自宅で夕食を食べているそうです。
なので、旦那様の出張がある日や、飲み会がある日など疑わしい日を全て調べてほしいとのことでした。
また、以前の浮気相手の女性も同じ会社の外回りの営業担当だったことから、平日の日中でも接触している可能性が十分になるので、朝から勤務中も尾行してほしいそうです。
今回の依頼の目的としては、
・旦那様が浮気相手との接触が続いているか確認したい。
・浮気をしていた場合、決定的な証拠を掴みたい。
・浮気相手と別れさせたい。
の3点となりました。
今回の調査では、事前に飲み会が分かっている日の夕方、日帰り出張を行う日は朝からなど、いくつかのパターンで数回の調査を行うこととなりました。
調査結果
朝からの調査を行いました。
旦那様の日帰り出張ということで、その日は車移動ではなく、駅から隣の県にある支店に入っていく姿が確認できました。
しかし、事前に伝えられていた定時で出てきて、そのまままっすぐ帰宅していく様子が確認できました。
その後、夕方の旦那様の勤務終わりから、飲み会の調査も行いました。
同じ支店の営業が全員集まる飲み会だったようで、旦那様の以前の浮気相手と思われる女性も同席していたことから、調査員もかなり慎重に調査を行いましたが、その日も酔っぱらった旦那様は代行運転を利用し、そのまま自宅に直帰しました。
頂いていた調査日程で、旦那様の浮気を確認することはできませんでした。
浮気をしている場合にありがちな、頻繁にスマートフォンを操作する様子や、電話をしている行動なども見られませんでした。
なので、調査員も見解としては、旦那様はまず浮気をしていないと思って問題ないだろうという判断になりました。
まとめ
調査報告書を奥様に提出しました。
疑心暗鬼になっていた奥様ですが、報告書を見て少し安心しているようでした。
「私が過度に疑い過ぎていただけだったのかもしれません。」とおっしゃり事務所を後にされました。
再度夫婦関係を構築していくことにされたそうです。
浮気調査をした場合も、もちろん必ず浮気が見つかるわけではありません。
しかし、逆に浮気をしていないことがはっきりすることで心が落ち着いたり、救われるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?