今回は、「好きな人ができたといい、離婚をちらつかせる奥様」の浮気調査事例をご紹介します。
依頼者:旦那様(U様52歳) 対象者:奥様
調査場所:岐阜県揖斐川町
依頼内容
今回依頼をいただいのはU様52歳。ご自身は会社員をされており、奥様は専業主婦をされていました。
現在結婚して21年目で、高校生の娘さん2人と4人で暮らしています。
旦那様は商社に勤務していることから、家族で海外赴任に行ったことや、2年間の海外単身赴任などもあり、慌ただしい生活ではあったようですが、ここ最近は落ち着いており、特に問題なく家族関係を築いていたのだそうです。
また、3年ほど前からこれまで専業主婦をしていた奥様が、知人の料理教室を手伝うようになったのだそうです。
元々料理が趣味であったことなどから、知り合いのつてで、個人で経営されているお弁当、惣菜のお店でパートとして働くようになったのだそうです。
これまでは、旦那様の仕事がかなり忙しいことから、奥様の仕事のことなどをあまりしっかり把握できていなかったそうですが、仕事が落ち着いてみると、奥様が自宅に帰ってくるのがかなり遅い日があることに気づいたのだそうです。
パートがそんなに忙しいのかと疑問に思っていた矢先に、ちょっとしたことから奥様と口論になってしまったのだそうです、その時に疑問を問いただしてみると、奥様は「好きな人ができた。」といい出したのだそうです。
旦那様は突然のことでかなり驚いてしまい、その場では何も言えなかったのだそうです。
後日、奥様と話をしてみると、奥様は開き直っており、離婚も考えているといいます。
浮気相手は、パート先の経営者であり、奥様より年下の男性のようでした。
奥様の携帯電話の履歴から、どうやら相手男性に対して金銭も渡している様子であり、事実確認と証拠を押さえるために調査依頼に至ったということでした。
調査内容
調査日程について旦那様と話し合った結果、まずは必ず接触しているであろう、奥様のパートの日と奥様のパートも店も休みの日に絞って調査を行うことにしました。
今回の依頼の目的としては、
・浮気の証拠を押さえたい。
・奥様が男性に対して金銭を支払っているのであればやめさせたい。
・浮気相手と別れさせたい。
の3点となります。
旦那様としては、奥様と離婚する意思はなく、浮気をやめさせ、夫婦生活を継続したいと考えているそうです。
奥様が浮気をしていることは奥様の発言から明確であるものの、明確な証拠を持っていないことから、とにかく事が有利に運ぶように証拠を押さえてほしいとのことでした。
奥様は普段車で出勤していくとのことなので、奥様の使用する車種やナンバー、カラーなどを確認し、当日の調査に備えました。
調査結果
まずは奥様のパートの日に調査をおこないました。
奥様はパートには確実に行っているようなので、パート勤務時間終了間近の時間から調査を開始しました。
パートの時間が終了すると、他のパートと思われる男性は店を後にしたものの、閉店時間を過ぎても奥様と相手男性のみが夜中まで店内に残っていました。
その後、2人で出てきて奥様の車に男性が乗車、奥様が男性をアパートに送った後帰宅したことから、男性のアパートを確認することができました。
パートも店も休みの日に再度調査を行いました。
奥様は午前中には自宅から出てきて、スーパーに行き買い物を済ませました。
その後男性宅のアパートに買い物バッグを持って訪問しました。
そのまま奥様は長時間男性の部屋に滞在した後、夜になって2人で部屋を出てきました。
近くのラーメン屋で2人で食事をした後、薬局で男性の日用品などを購入しましたが、全ての支払いを奥様が行なっている様子でした。
その後の調査でも、奥様が男性の住むアパートへ出入りするところを複数回確認することができました。
ここまでで、有力な情報を押さえることができましたので、全ての調査を終了しました。
まとめ
調査報告書を旦那様に提出しました。
報告書を元に、旦那様は奥様と話し合われたようです。
その結果、やはりある程度の金銭を奥様が男性に対して渡していたことが発覚しました。
旦那様は奥様と離婚をする意思がないことを伝えたところ、奥様も絶対に離婚、という様子ではなくなっていたので、相手男性に交際中止と慰謝料請求150万円を請求した上で、再度夫婦間で話し合うことにされたようです。
話し合いをされたことで、旦那様はこれまであまりにも仕事一辺倒で奥様や家族に対して時間を使うことができていなかったことを反省されたようです。
また、現在は奥様との関係はある程度修復され、良好な関係を保っているとのことでした。
「結果的に調査依頼をする前よりも良好な関係になってしまいました。離婚にならなければいいと思っていたので、予想以上の結果になりました。調査依頼をしてよかったと思っています。」とお喜びの言葉をいただくことができました。