今回は、「お金に不自由してないのにパートにでかける奥様」の浮気調査事例をご紹介します。
依頼者:旦那様(T様42歳) 対象者:奥様
調査場所:岐阜県御嵩町
依頼内容
弊社事務所にいらっしゃったのはT様42歳。
旦那様は親の代から続く稼業として岐阜県内でアパレル系の店舗を構えている自営業を営んでいるようで、奥様は専業主婦をしていますが、お金には困っていないといいます。
T様夫婦は旦那様と奥様ともにバツイチで再婚した夫婦で、旦那様には前妻との子供はおらず、奥様には前夫の子供が一人、結婚後にT様夫婦の間にも子供を授かり父母子供で現在4人家族のようです。
金銭的にそれなりに裕福で、これまでは家族仲良く暮らしていたそうですが、半年ほど前から奥様がいきなりパートをはじめるようになったそうです。
それだけではなく、パートの帰りが異様に遅い事が少なくないようで、ここ数か月は朝帰りになることが非常に多くなったようです。
旦那様には離婚の意思はないようですが、このままの状態を放置してはいけないと思い、弊社事務所に相談にいらっしゃいました。
奥様のパート先は隣県で店舗展開をしている飲食店の新規立ち上げの部隊であり、経営者直轄のセクションらしく、旦那様が思うにパート先の経営者と奥様が関係を持っているのではないかと疑っているということでした。
調査内容
奥様は最近では1週間あたり平日4日間パートに出かけており、そのうち1、2日はかなり帰りが遅くなることがあると言います。(金曜日は帰りが翌日土曜日の朝になることも。)
調査の内容としては、奥様がパートに出かけて、帰宅するまでの様子を徹底的に調査してほしいとのことでした。特に朝帰りする日の行動を詳しく調査したいとのことで、まずは2週間の調査を行い、調査の映像を見てから今後の対策を考えるということになりました。
調査結果
2週間の調査が始まりました。
事前に旦那様から頂いた情報どおり、奥様は市内にある新規店舗立ち上げのスタッフとして働いていました。
店舗は路面店であり、飲食関連なので店舗に入らずとも遠くから店内の様子を容易に把握することが出来ました。
調査の1日目、2日目は、業務が終わると自宅に直帰しましたが、3日目には会社に奥様の車を置いたまま男性の車に乗り込み店舗から20分ほど離れた場所にあるラブホテルへと入りました。
しかも、ラブホテルへ入ったのは奥様のパート勤務時間内であり、業務中に奥様を連れて出ていくことから男性はおそらく旦那様が疑っているとおり経営者であると思われます。
ラブホテルでは5時間ほど滞在後奥様を車が置いてある場所まで送り男の車は走り去りました。
その後も2週間の間で合計5回も男性と奥様はラブホテルへと通っていました。
そのうち4回目にラブホテルに通っていたある日、旦那様から突然の連絡がありました。
「今うちの妻がどこにいるかおしえていただけませんか?」
真剣な声色でしたので、旦那様が直接浮気現場をおさえにいくのかと思い、「トラブル防止のため調査中は教えられません」と伝えると、「今上の子(奥様の連れ子)が高熱を出して病院まで救急車で来たところです。子供がお母さんに会いたいと泣いているので、なんとかならないでしょうか。」と言うことでしたので、奥様に電話をしてもらうようにお願いをしましたが、奥様は仕事が忙しいと言い、旦那様に事情を言わす間もなく電話を切ってしまったようです。
その後何度かけても電話には出てくれず、LINEのメッセージで子供が病院にいる旨を伝えても以降は無視。
奥様はいつも通りラブホテルを5時間ほど滞在した後、25時過ぎに帰宅しました。
事前に連絡を入れていたにも関わらず、奥様は誰もいない事から旦那様に電話をかけて、病院にいることを知ったと証言しました。しかも、ラブホテルで大量にお酒を飲んで飲酒運転で帰宅。
当日は病院に行かずそのまま就寝したようでした。
以上のことにより、旦那様は奥様との離婚を決意することになりました。
まとめ
離婚と不貞行為の証拠と根拠として十分すぎるほどの証拠が見つかりましたので、弊社事務所提携の弁護士と相談し、離婚を言い渡すことにしました。
浮気相手の男性と奥様から合計で慰謝料300万円と子供の養育費受け取ることが出来ました。
奥様の連れ子にも関わらずあまりにも子供に対して無責任すぎる事から、連れ子も二人の子供も併せて引き取る旨を伝えると、奥様はあっさり子供を引き渡したようです。
浮気相手の男性に関しては、奥様が既婚していた事は知らなかったと言い訳をしましたが、男性は事前の予想通り経営者で会った為、履歴書を受け取っており知らなかったという言い訳も一切通らずスムーズに慰謝料を受け取ることが出来ました。