今回は、「婚活サイトで知り合った婚約者にお金を貸し続けている」の浮気調査事例をご紹介します。
依頼者:T様38歳(女性) 対象者:婚約者(50歳男性)
調査場所:岐阜県可児市
依頼内容
今回、最初に依頼のお電話をいただいたのは、当事者の妹さんでした。
どうやら、お姉様には結婚を前提に交際をされている男性がいらっしゃるそうで、その男性が浮気をしているのではないかと怪しく思い電話をかけたのだといいます。
詳細を伺うためにご来社された際は、お姉様と電話をいただいた妹様のお二人でご来社されました。
お姉様は婚活サイトでその男性と知り合い、交際に至ったということでした。
その男性が会社を立ち上げたいとおっしゃっているそうで、お姉様はお父様から引き継いだ会社のお金を男性に渡してしまったのだといいます。
そして、現在内装業の仕事を始めたのだといいますが、行動が明らかに怪しく、妹様含めて家族全員がその男性との交際やお金を貸す事を反対しているのだといいます。
しかし、お姉様は結婚したいという気持ちが強く、貸しているお金もどんどん増えてきているそうです。
また、お姉様から見ても他に女性がいるようにみえことから、他に相手がいないかどうかはっきりさせたいということでご依頼に至ったということでした。
調査内容
今回、調査の目的はお姉様と妹様で異なるようなので、詳しく事情を聞いてみると、
・婚約者が浮気をしているかどうかはっきりさせたい。
・もし浮気をしていた場合、その事実を婚約者に突きつけ、その後の方向性をはっきりさせたい。
・お姉様としては、婚約者と結婚したい。
・妹様としては浮気を機に婚約者と別れさせたい。
・そのほか、怪しい人物との接触がないか確認したい。
の5点を依頼目的として定めました。
お姉様が言うには、婚約者は昼間にどこかに出かけていく事が多いそうです。また、夜も定期的に外出すると決まって帰りが遅い事があるそうです。
なので、婚約者が外出中にどんな人物と接触しているのかを調査することになりました。
婚約者は毎日必ず会社として借りている中古の戸建てに通っているそうですが、戸建てから外出していくとき、どこに向かっていくのか尾行調査を行っていきます。
調査結果
朝10時頃になり、会社である戸建てに婚約者の男性が出勤してきました。
調査員は会社の様子が見える場所から張り込み尾行調査を行います。
11時半頃になると、男性は会社から出てきて駐車場にある車に乗り込み発進しました。
12時頃、アパートの駐車場に車を停車しました。
男性は慣れた様子で部屋に入っていきました。
20分ほどすると、男性は乳児を抱いた女性と部屋から出てきて男性の車に乗りました。
その後、ドラッグストアやスーパーで買い出しを済ませてアパートに戻りました。
男性がアパートに戻ったのは13時すぎ、その後アパートから出てきたのは3時間半後の16時半でした。女性がアパートの玄関で男性をお見送りして解散、会社に戻っていきました。
その日は男性は少なくともどこかへ出かけて仕事をする姿は確認できませんでした。
その後の調査でも、昼間は決まって女性のアパートへ出入りをしている姿が確認出来てました。
女性とは一緒にパチンコを打つ姿なども確認されており、お姉様から頂いているお金はおそらくパチンコや戸建ての家賃にほとんど使われているであろうことが予想できました。
また、男性が夜に外出していく日も調査を行ったところ、男性がアパートに向かい、部屋に入っていきましたが、その後女性のみアパートから出ていき、女性は繁華街にある風俗店に出勤していく様子が確認できました。
浮気相手の女性が風俗店に出勤に出る日は婚約者の男性がアパートで乳児を預かっているようでした。
その他の人物との接触は見られなかったため、ここまでで調査を終了しました。
まとめ
お姉様の婚約者の男性はお姉様から頂いたお金を戸建ての家賃とパチンコ、浮気相手の女性のために全て使われている事が分かりました。
また、男性は内装業の仕事を一切やっておらず、会社として借りている戸建てと女性アパートの出入りをしているほかは遊び歩いているだけのようでした。
調査報告書をお姉様、妹様に提出したところ、お姉様はひどく動揺して落胆した様子で、ほとんどしゃべらなくなってしまい、妹様は逆に怒り心頭のようで、お姉様にあの男とは別れてほしいとまくしたてていました。
その後の事は、家庭内に任せましたが、場合によっては弁護士を紹介出来る事をお伝えし、お二人は事務所を後にされました。
後日のお話では、家族会議を行っており、家族全員でお姉様に婚約者の男性と別れる事を勧めているものの、お姉様は別れたくないの一点張りでなかなか状況が変わっていない様子でした。