今回は「二人の愛人がいた旦那様」の浮気調査事例をご紹介します。
依頼者:奥様(S様44歳) 対象者:旦那様
調査場所:岐阜県北方町
依頼内容
専業主婦をされている奥様。はじめて面会した時は洗練された装いで礼儀正しく、品行方正な印象の方でした。
旦那様とは職場恋愛だったそうで、20数年前に結婚、依頼お子様は二人、平凡ながら幸せな家庭生活を営んでいたといいます。
旦那様は経営コンサルティング会社を営んでいるそうで、いわば典型的な仕事人。
家事や育児は全て奥様が担当、ただししっかり稼いでくるから「文句は言うな」というタイプ。
収入も多く、生活に困ることはなかったそうですが、年に数回の家族旅行にも旦那様は同行しなかったとのこと。
平日は帰りが深夜になるのがほとんどで、出張で3,4日帰ってこないこともしょっちゅうだったといいます。
しかし、あまりにも出張が多いので、さすがに奥様も怪しいと思い、ついに探偵と相談する決意を固めたということでした。
しかも、驚くことに奥様の疑心は結婚前からあったと言います。
旦那様と結婚するときに、同僚の皆から心配され、旦那様には奥様以外の女がいると忠告をされてたということでした。
調査内容
旦那様はなんと、出張が月1,2度という高頻度であるそうで、一度の出張では3、4日帰ってくることはありません。なので、奥様は出張中に浮気をしているのではないかと疑っているそうでした。
まずは旦那様の出張中の行動を調査していくことになりました。
しかし、調査を行っていく途中で徹底的に調査を進めていく事になっていきました。
調査結果
◇旦那様出張中の調査
旦那様の出張の日程が絞り込めたので調査を開始しました。
出張当日、自宅を出ると車を隣町へと走らせます。
隣町のコンビニエンスストアで車を駐車すると、 コンビニの中から40代後半ほどと思われる女性が出てきて旦那様の車に乗り込んだ。
旦那様は車を他県まで走らせ、高級旅館に駐車、チェックインした。
旦那様と女性は一泊し、岐阜県に帰ってくる途中でラブホテルに入り2時間程度楽しんだ後夕方には女性と合流したコンビニで降ろし解散。
旦那様はその後、しばらく車内で休んだ後、夜になってから、街に車を走らせ駅の近くの駐車場に車を停め、近くのキャバクラに入っていきました。
キャバクラ店の営業終了頃の時間まで店内で楽しんだ後、キャバ嬢を連れ退店。キャバ嬢と腕を組みながらラブホテルに入店、その日はホテルから出てくることはなかった。
◇出張日以外も追加調査
まさかの旦那様の出張の調査で2人との不貞行為を確認してしまった。
調査員は、更に不貞行為を行っている可能性も視野に入れ、徹底的に調査をしていくことになった。
そもそも、出張日以外の平日も帰宅は日付が変わることも多く、一般的な調査の場合は十分に調査対象でした。
旦那様の退勤後を張り込み調査していくことになった。
旦那様は退勤後、すぐに前回調査した店とは別のキャバクラ店に直行。
今回も営業終了時間までキャバクラ店に居座り、お気に入りのキャバ嬢と一緒に退店、近くのラブホテルに入った。
2時間ほどしてラブホテルから出てきて、タクシーを呼んで自宅まで帰宅。
その後も浮気相手の身元調査や各女性の不貞行為を押さえる為に、何度も調査を行いましたが、非常に長くなるので割愛します。
まとめ
結果的に旦那様は3人の愛人がいることが分かりました。
一人は隣町に住む、40代後半の女性。なんと、奥様との結婚前から不貞行為が続いているようで、奥様が結婚時に同僚から「別の女がいる」と忠告されたのはこの女性のことだったかもしれません。
その他、お気に入りのキャバクラが2店舗あり、それぞれでキャバ嬢の愛人がいる事が分かりました。
なんと、驚くことに旦那様は隠し財産として、マンションを二部屋所有しており、キャバ嬢をそれぞれの部屋に居住させていることが分かりました。
旦那様は定期的にそちらのマンションにも通っており、旦那様が出張と称して彼女たちの家に通っていることもありました。
愛人と隠し財産はどちらも奥様は把握していなかったどころか想像さえもしていなかった事実でした。
結婚生活20年の間でこれだけの秘密がバレなかったのは、奥様の人の良さと夫の口のうまさゆえでした。
あまりの事実に調査報告書を提出したその場では今後の判断が出来なかったので、一度持ち帰ってもらい、今後の選択を待つことになりました。
数か月たってから奥様から連絡がはいりました。
自分の気持ちに踏ん切りがついて、離婚を決意したということでした。
奥様は慰謝料と財産分与として、結婚前から交際していた女性からは200万円、キャバ嬢の愛人にはそれぞれ100万円ずつ損害賠償を請求し、旦那様のマンション2部屋をそのまま譲り受けることになった。
パートナーが怪しかったり、浮気を疑った時は総合探偵トラストへご相談ください。